2011年9月アーカイブ

骨組み作業 その1

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毎日、雨の日も嵐の日も、朝から夕方まで一生懸命骨組み作業が続けられています。
起工式後、小さなテスト用船はどのようになったのかを聞いてみたところ、
本番の船を作る合間にテスト船を手がけるため、なかなか進まないとのこと。
2艘も作るのはとても大変です。

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倉庫の2階には、細かく描かれた設計図が。
冬になる前に完成できるよう祈っております。

骨組み作業、開始

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ついに船の外枠がつけられました。
骨組みが見えるだけで、とたんに船らしくなりました。

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起工式を行いました。

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本日、船のキール(竜骨)が完成。
キールとは船の最も重要な構造材で、船首から船底を経由、船尾まで通ずる部分です。
キールができたということで、工事の安全と完成を祈願するため神主さんに祈祷をしていただきました。
また、製作に携わっている函館造船のスタッフがNHKから取材を受け「ポンポン船とは」「復元についての想い」などひとつひとつ丁寧に説明しました。

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ところで、完成したキールですが、倉庫の中にはもう1つありました。

110907photo4.jpg あれ?これはさっきのと違う...

なぜでしょうか。

これは、昔はキールを構成する木材の組み合わせ部の接合に使われていた漆が、現在は殆ど手に入らないため、特殊な合成接着剤と特殊な組み方をしているのですが、その耐久性のテストをしなくてはなりません。そこで、同じ工法でミニチュアを製作し、それをこれから実験することになっているのです。

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現代の科学技術と昔の技術を組み合わせて作られた現代版ポンポン船。
完成がとても楽しみです。